電髪学生の雑記

何かを外に発信することで考えや理解をより深めるためだけの雑記。

香港に来て2ヵ月

早晨!(ジョウサン)これは広東語で”おはよう”の意味です。

 

僕は 4月の初めに香港に来たのですが、もう6月?!となるほど早く感じました。体感だと去年の三倍くらい、と言っても早いかどうかは自分にしかわからないのですが本当にあっという間でした。今回は振り返りつつ、香港の人達に対して感じたことを書こうと思います。

来たばかりの時はお世辞にも綺麗とは言えない道路や設備、ものすごい湿気(天パの人はわかりますよね)と異常な温度の冷房、強い口調に感じられる声の大きさや話し方(発音的な理由だから仕方ない)など似た顔の人たちが住んでいる地域とは思えないほどの文化や環境の違いに適応できるかどうか心配でした。ですが周りの香港の人たちが助けてくれました。

 

香港人の人柄

香港の人たちは僕から見ると他人からの目線を気にしないし本当に興味がなさそうに見えます。逆に家族や友人などの身内に対してはおせっかいと言っていいほどにお世話してくれます。その優しさに沢山助けられました。

日本の人はマナーが悪そうとか自己中心的そうなど悪いイメージを言う人もいますが全くそんなことありません。肉の骨などはテーブルに置いて良いことなど食事の時の作法に違いがありますがこれは文化として受け入れるべきだと考えています。

 

多文化の混在が大きな特徴といわれる香港。宗教も様々で寺院と教会をよく見かけます。きっとこれは文化許容性の高さ故ですよね。その中にいる香港人達も懐が深い深い、と日々感じています。

香港には日本と比べて自由な人はかなり多いです。後ろに人がいても突然立ち止まったり変なところに座ったり(笑)でもそれに対して怒る人はいません。良く言えばこれは互いにそれを受け入れあえる懐の深さがあるのかも。僕も寛大になれるよう学びます。

 

香港と中国

間違った情報を書くのが怖いので周りの香港人の人から聞いた中国に対する印象だけを書きます。

まず香港人の中には中国に対して良くない印象を持つ人もいるそうです。若い人にそういう人が多いそうであまり良くないあだ名を付けているとか。僕はそんなに感じなかったので聞くまで気づきませんでした。

最近では中国人が香港の資金援助制度を不正利用して働かない人がいたり、中国への犯罪人引渡し条例の問題(知らない方は下記参照)があったりと険悪みたいです。

もちろん悪い印象を持たない人もいるので今の時点では半々だと思います。

「逃亡条例」可決の勢いで香港に激震 天安門デモも今年で最後か - ライブドアニュース

 

香港は現在中国の特別行政区として存在し、「一国二制度」という形で運営されています。香港人の国民性も中国との関係も歴史が大きく関わっていることは間違いないのでもう少し勉強が必要ですね。