香港に来たら元警察宿舎のアートスポットPMQに行ってみて
你好!(広東語ではネイホウ)寛です。
今までに休日の日にはできるだけ出掛けるようにしていたのですが、行った場所の中で気に入ったところがあって 紹介(報告)したいのでさせてください。
PMQ 元創方(Police Married Quarters)
フルネームを見ると何となくわかると思いますが元々は既婚者用の警察宿舎だった場所をリノベートしてできた施設なんです。警察宿舎になる前は中央書院だったとか。孫文が通っていたそう。中華民国を設立したあの孫文ですよ。歴史の深い場所だということは伝わりましたかね(笑)
それで今はどんな施設なんだ!と思われてると思うので説明しますね。
今はデザイナーやクリエイターの情報発信の場となっていてファッション・芸術・食・文化などを専門とする人達が集まり出店するクリエイティブスポットになっています。(カタカナを使うの好きじゃないけど使わないと伝えられないくらいハイセンス)
建物は2棟に分かれていて4Fの空中中庭のようなところで繋がっています。
中ではデザイナーや芸術家が実際に技を披露していたり、ワークショップを開催していたり、作品を展示しています。いくつかの部屋には個展として使われているスペースもあって様々なテーマに沿った絵やオブジェクトが展示されています。
3枚目の写真はBias(偏見)というテーマで描かれたもの。
あと階段にはアーティストによって描かれた階段アートがあったり標識のデザインが面白かったり休む暇がないほど充実しています。
これは塵も積もれば・・とでも伝えようとしているのでしょうか。わかりません。
この日はGlobal Design Awards 2018という大きな展示が最終日でした、珍しくついていました。
僕が行った日が祝日でオープンしていないお店が多かったのと実際に行って見たほうが絶対楽しいと思うでお店の写真はありませんが上記のサイトで確認できます。
個人的に気になったのは、
- メガネのフロント部分だけがたくさん置いてあってそこからデザインを選ぶ「眼鏡屋さん」(ごめんなさい名前忘れました)
- MUJIの選りすぐりの商品のみを販売する「Found MUJI」
- 日本人が経営する「Cafe Life」
- 環境にやさしい塗料を扱う塗料屋「Paint Shop」
などがありました。
他には陶芸のお店や自然雑貨のみを扱うお店などとにかくそれぞれの個性が溢れていてこだわりを強く感じるので全部のお店に入りたくなると思います(笑)ハイセンスなお土産を買いたい人はおすすめです。
MTR(地下鉄)だと上環(Sheung Wan)が最寄駅ですが坂道をかなり登るので夏は大変かもしれないです。坂が苦手な方は中環(Central)から10分前後で行けるのでおすすめです。
歴史があり、雑貨屋・アート・デザイン・カフェ・セレクトショップも山のようにあるPMQは僕にとって得しかありません。これらのワードがあると絶対に行きたくなる。元々宿舎だったから同じサイズの部屋が全て均一に並んでいるのにそれを感じさせない個性や表現を感じることができるのが好きポイント。
まさに自分が求める理想の商業施設でした。間違いなくこれから何回も行きます。
最近香港ではこのような歴史や伝統があるものを保存して形を変えて残そうという流れがあるらしくそれを聞いてさらに香港が好きになりました。跡地や建物の再利用、リノベーションってだけで魅力的に感じますよね。