■
約8か月前、誰もが気になる新元号の発表の時に僕は空にいました。
そして香港に到着と同時にこれから仲間となる香港人の方に元号を教えてもらい、香港生活がスタートしました。
つまりこの文章を綴っている現在まで僕は「令和」を感じずにこの年を過ごした、ということになります。(どうでもいい)
今日まで四苦八苦しながらたまに起きる嬉しいことを噛みしめながら毎日を突っ走りました。いや、僕はスローペースな人間なので百歩譲っても早歩きでした。
香港ではきっとこれからの歴史に残されるであろう戦いが起き、僕は何もできずにただ起きたことを知るために調査をしたり人から話を聞いたりするのみでもやもやしたり、力になるどころか香港人の権利の為に立ち向かう姿に勇気をもらっている自分がいたり、自分のこの選択が良かったのかどうか悩んだりしながら時を過ごしました。
これからに活かせるかはまだわからないけど本当にたくさんの経験をさせてもらいました。
帰国が早まりもうすぐで僕は帰国します。そしてこのブログもここで一度ストップし、次の準備を始めようと思っています。
学びというよりは、自分に必要なものは何かを見つけられた滞在期間でした。
香港の幸せと安全への願いと共に感謝をここにひっそりと残そうと思います。
本当にありがとうございました。
それでは!
夏の香港でのある地獄のような出来事G
こんにちは、学生のうちに一番学ぶべきことって何かなと最近考えています。学生だからできることから学べることがそれなのか、もしかすると学生という立場でいる間にすること全てが学びに繋がっているのか、どうなんでしょう。
今回は香港での生活で最も辛かったというか地獄だった出来事を文章にしたいと思います、と言っても香港だからこれが起きたわけではありません。あまり香港は関係ありません(笑)
それは今年の夏、日本の数倍の湿度を誇る香港は夏季の体感温度はとてつもない暑さ、そんな中大学の友人が香港にやってきました。彼は某ゴリゴリ系運動部なので身体がかなりでかい。そして暑がり。滞在予定期間は約1週間。僕の部屋は1人までなら泊まれるので1週間彼と過ごすことになる。大学で数少ない親しめの友人なので生活の中で全く問題はありませんでした。
しかし、ある日、ご飯を外の屋台で購入して家で食べることになり某東南アジアの国の屋台で串肉を買いました。香港には様々な国のお店や屋台が並んでいるので迷います。
部屋に戻り串肉を出してお酒と共に食べていました。途中友人が僕と話しているのにキッチンの方をずっと見ていました。どうしたのかと聞くと彼は
「黒いのが何個かあるんだよね」
と、言いました。確かに真っ白な壁に黒い物が何個かどころかたくさんありました。でも小さいので小さな虫でも入ったかと近づいてみると、小さめのGがキッチンに大勢で現れていました。その数約20匹。僕は絶望しました。
これまで部屋でGなんて1匹も出ていなかったのに…そもそも僕の部屋はかなりの高層階なのに…と謎の怒りの感じた後、我に返りました。ホテルとかではなくてここは自分の部屋だと。これからあと半年はこの部屋で生活するのだと。
駆逐してやる
それができなければ僕はGと半年間同棲生活。血の気が引きました。
まずは原因を調べないと。今まで1匹も出ていなかったからここ最近買ったものの何かがGを呼んだんだ、と思い辺りを見回すとテーブルの上にスパイシーなチキンが。そうかこのスパイシーな香りがGを呼んだのかと気づきすぐに食べる。
これで原因は断った(はず)。そして次は出てきたGをどう倒すか。時刻は既に0時を回ろうとしていました。早く駆逐しないと。だけどGはキッチンの狭いスペースの中だけにうまいことポジショニングを取っている。均等にそれぞれの位置についてこれから僕たちを襲ってくるのではと思ってしまうほど見事な陣形。
今まで一度も出くわしていなかったため殺虫剤は持っていません。あるのはベランダにあったほうきのみ。
やるしかないのかと試みようとしますが数が多すぎて勇気が出ない。ゴリゴリの友人は「虫ダメなんだよね」
と言ってただ見ているだけ。彼は某東南アジアの国のハーフなので海外生活にもこういう出来事にも慣れているはずなのにここで見た目に似合わず可愛いポイントを稼ぎます。
ここでマンションの清掃の方が掃除機を使っていたのを思い出してすぐにGフロアの受付に行って事情を説明し、助けを求めます。深夜担当の人が英語を話せる人で本当に良かった。とホッとしていると彼はほうきを持ってやってきて
「僕が行くよ」
と言ってくれました。これは勝った。と思い部屋に戻ると、彼はGに突っ込んでいきました。僕はキッチンにとどまっているうちに全て駆逐したかったのにGが広範囲に移動してしまう地獄のような状況に。彼は半分くらいのGを倒してくれましたが残りには逃げられ結局ほぼ眠れずに次の朝へ。
朝にもGは現れ少しづつ倒し、殺虫剤も手に入れほとんどを駆逐。友人の帰国後も数匹出ましたが全部倒し、キッチンを一度大掃除し常に清潔な状態に。そしてあらゆるところにある謎の隙間(設計いかれてる香港)を埋め、現在は虫一匹も出なくなりました。
海外でのあるあるかもしれませんがさすがに数が多すぎたし、当時は普通に日本に帰りたくなりました(笑)海外ならではの地獄エピソードは他にもありますがこれが一番地獄でした。今ではネタです。
日本なら出ても1匹ですよね。やっぱり日本は良い国。
おわり
日本は洗練されている
こんにちは、香港も朝と夜は少し冷えてきました。でも寝るときは半そで半ズボン。
香港に冬は来るのでしょうか。
さて、今回も頂いたマシュマロにお答えしていこうと思います。まだ答えられていない方すみません。。今会社が少しバタついていてあまり答えられていません。。
今回はこちらにお答えしたいと思います。ありきたりなことになってしまうかもしれませんが是非ご一読ください。
たくさんありました。香港には日本大好きな方本当にたくさんいます。外国の方に日本の魅力を再確認させられることばかりです。正直日本の良いところばかり感じます。悪いところはあまり思いません。
やはり日本の良いところの一つはまず「食」だと思いました。
味が美味しいのはもちろん品質や提供の丁寧さは世界トップだと改めて思います。
同じアジアの国で見た目だけで言えば日本と大きな違いはない香港ですが、食べ物の鮮度や衛生面は場所にもよりますがあまり良くありません。陳列の仕方も雑で普通に包装が破れたものも置いています。生鮮食品は普通に傷んでいるのもあります(笑)消費期限が切れたパックの飲み物なんて当たり前です。これが香港人の胃袋を強くしているのかもしれません。
日本では需要・供給の両サイドが互いに高い質を求め与えるので洗練された結果の「当たり前な高品質」なのだなあと日々思っています。
香港だとそもそも綺麗で丁寧な物を店に期待していない感じがします。お互いが良いのならそれでいいと思います。
あともう一つは「きれい」なところです。漠然とこれだけなのは色々な意味できれいだからです。
空気が綺麗、建物が綺麗、部屋の中が綺麗、道路にはゴミが少くて綺麗、話し方が落ち着いていて綺麗、この当たり前なことがない国もあって日本の維持している「きれい」は結構すごいことだったのだと改めて感じました。
香港は正直綺麗ではありません…いつでもどこでもタバコを吸っているし、部屋の中は黒ずんでいたり、道路はゴミ多めです。
日本と香港を擬人化して性格を与えるとしたら日本は「几帳面」で香港は「がさつ」です。
日本人は過度なほどに周りを気にしますよね。いい意味だと気遣いができる。だから部屋は綺麗にしていたり自分より相手を優先します。
でも香港人は自分の身内や知人以外の目なんて何も気にしていないです。ありのまますぎて超自由です。相手の事よりまず自分や身内。欲に忠実で我慢しない、そんなイメージ。
悪い感じになってしまいましたがもちろん香港にも山ほどいいところがあります。
ローカルな所があってよりリアルな人間らしさを持つ人達がいて借り物ではない自分な感じの香港が結構好きです。
まとめると僕が特に感じた日本の良いところは「食」「きれいさ」「丁寧さ」でしょうか。
あまりうまくまとまりませんでしたが僕は海外に出て良さに気付くというよりはあたりまえだったことがそうじゃないと思えました。留学などに行く人は海外の事だけではなくて、日本の本当の良さを改めて知る機会になると思います。
はやく美味しい白米が食べたいです。
それでは!
香港の夕日スポットらしい
こんにちは、先日香港の綺麗な夕日が見たくて下白泥というエリアへ行きました。
下白泥への行き方は元郎からローカルバスを使うのがメジャーみたいです。
ですが僕はハイキングをしたかったのでより近い天水囲から徒歩で向かいます。
僕は黄埔の近くに住んでいるのでそこから天水囲はMTRで約45分。観光で行くようなメインエリアからならもっと短い移動時間で行けます。
日本と比べると路線がかなりわかりやすいですがほとんどの方が初上陸だと思うのでこちらの乗換案内のアプリがおすすめです〇
このアプリの良いところはインターネットがなくても検索できるところ(それだけ)
この1時間45分のルートは1時間歩いたところで行き止まりという悲劇が起きたのでアウト。1時間55分のルートに移動して再スタートという地獄を体験しました。
徒歩で約二時間なら余裕だろうと思っていましたが結果的に四時間半かかりました。翌日は腰と足がバキバキ。
こんな感じの自然、東南アジアのような道をひたすら歩きました。中心街とは真反対で本当に静かな場所、そして人がいない。
途中にはこんな沼のような湖のような、これはもう香港ではないですね。
そして気付いてしまった、明らかに徒歩で行く人がいない。そもそも徒歩という選択肢はなかったのかもしれないと思っていると、
広がる海?と多分深圳。香港と中国の境に来ていたみたいです。動画だともっと雄大。
そして到着。左の道をゆけと言われている気がしたので左へ。右側にはキャンプ場が併設されていてサンセットバーベキューができる。
完全な日没まで居たかったのですが、疲れとバスが何時まであるのかわからない不安、そしてカップルが多い故の気まずさで断念し帰宅しました。
徒歩で行くのはおすすめしません(笑)バスで40分くらいで行けるので皆さんはそちらを〇
Instagramに投稿すると香港の友達から返信が来て「ここは誰もが行くみんなの思い出の場所なんだよ」と教えてくれました。
香港には自然と街の両方の良いところがありました〇
それでは!