電髪学生の雑記

何かを外に発信することで考えや理解をより深めるためだけの雑記。

香港の建物耐震工事されてない気がする…

こんにちは、最近日本では地震が多いですね。皆さん決して油断せず気を付けてくださいね。

 

僕はボランティア活動で被災地支援活動をしていたり個人的な関心もあったので建物を見ると海外でもこれは耐震工事されているのかな…とかこんなボロボロだとすぐ崩れそう…とか思うことがあります。香港の建物はとにかく高い。土地不足のせいだけど高い。

会社ビルは12階建てでオフィスは9階にあって、自宅は29階建ての19階にあります。どこへ行っても周りを見渡せば高層ビル。「これ、地震が発生した時大丈夫か?」と思うのが正直なところです。

ある日、会社である機会の設置方法について話し合っていた時、映像ディスプレイをどこに取り付けるか問題が発生していました。会社のメンバーは機械の上に置くのが良いのではと言っていましたが僕は災害のことを考えて機会に埋め込むことを提案しました。しかし「香港で地震は起きないから平気よ。」と一蹴されてしまいました。

 

地震起きないじゃなくて少ないだけだろう!と思いつつ香港内での地震の捉えられ方は日本人の僕にとっては驚いていました。ここ30年くらいの間で揺れに気付くほどの地震があったのは約70回な香港。それに比べ日本は6000回以上。これは意識に差が出るのもおかしくない数値ですね。

前にどこかで国によって耐震工事の基準が違うと聞いたことがあります。

ん、これだけ意識の違いがあるから香港の耐震基準はかなり低いのではと思い調べてみると正確にはわかりませんがそのような情報がぽろぽろとありました。

日本で発生する大震災は毎回「前例にない、予想外」という言葉が使われます。被災地に行って話をしてくれた方も「予想通りの災害なんてない」と仰っていました。その通りだと思います。

香港でまだ大きな地震が発生した前例がなくても可能性はゼロではない。勝手に危機感を感じているだけかもしれませんが香港でお世話になっている周りの人だけにでも地震の怖さや日本の災害との歴史を伝えられたらと思います。

 

香港では大雨、台風が多くてたまに強烈な風にあおられることがあります。それで高層階の窓が割れることもあるらしい。もし日本規模の地震が発生したら香港中にある高層ビルは倒れるかもしれません。世界共通の災害に対する知識やマニュアル(あるのかな?)があったらいいなと思う7月半ばのある1日でした。

 

おわり